保安堂に入りますと、祭壇の左右両脇に不思議な名簿があります。
この名簿こそ、バシー海峡において散華されました、第三十八号哨戒艇(旧艦名、駆逐艦蓬)の乗組員、高田又男艦長麾下145柱の英霊御名を記したものです。
近年、日本国政府より開示されました戦史より判明し、また靖国神社にて祀られていることもわかりました。
その情報から熊本県護国神社まで参り、そこから「海府大元帥」高田艦長のご子息であります、高田鳴海先生までお会いすることができました。そして令和5年8月6日に、保安堂まで高田鳴海先生、ご遺族の皆様をご招待ご案内できました。
これ以上の奇跡はありません。「神様の息子」がいらっしゃったことは、台湾全土で話題になりました。
と同時に、保安堂の中で一つの決意が生まれました…「海府大元帥」高田艦長だけでなく、残り144柱の英霊のご遺族様、ご親族、ご縁者様をご招待する…と。
過去にこの考えはありましたが、当時、情報量が極めて乏しく、また日本におきまして保安堂の知名度が低かったことから、計画段階で頓挫した苦い思い出があります。
そこで今回、高田鳴海先生のご来訪を機に、また安倍元首相銅像建立の報道から、日本でも保安堂が知られるようになり、ここに改めまして、残り144柱の英霊のご遺族様、ご親族様、ご縁者様を探すプロジェクトが再開する運びとなりました。
そしてこのホームページを立ち上げました。
日本国政府、靖国神社などからの御名簿を元に、調査を進めておりますが、こちらをご覧いただいております皆様にも是非、わずかでも情報をいただければ、これに勝る喜びはございません。
まずは、145柱の英霊簿をご覧ください。
そして何かしらの情報がございましたら、こちらのフォームよりお願い申し上げます。